廃棄物のリサイクルindustrial waste

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称:廃棄物処理法・廃掃法)では、産業廃棄物の処理責任は、排出事業者にあるとされています。
排出事業者は、自らこれを処理するか、許可を持った処理業者に委託することが出来ます。
許可業者に処理を委託する場合は、収集運搬と処分それぞれの委託契約の締結やマニフェストの交付など様々な規制があります。
当社は、これら複雑で厳しい規制に基づいたリサイクルフローを実現しています。

※参考資料
北海道のホームページ
札幌市のホームページ

コンプライアンス

当社は公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団が提供する『産廃情報ネット』において、産業廃棄物の適正処理について一般公開をしておりますのでご参照ください。

コスト削減

廃棄物と資源物の見直しや適正な回収ルートや処分場の選定を行う事で、コスト削減に貢献できます。
当社にお任せいただければ、今まで廃棄物として処理されていた物が、資源物に変わる事も少なくありません。

環境に優しく、積極的にリサイクル

廃プラスチック類は主に小樽エコファクトリーでRPF(固形燃料)の原料となり再生されます。
埋め立て処理を積極的に減らし、環境にやさしい処理を推進しています。(一部再生できないプラスチック類もあります)

報告書作成の手間を激減

当社で収集運搬や処分された産業廃棄物は帳簿にデータとして蓄積されています。
ご依頼を頂ければデータをお渡しすることが出来ますので、産業廃棄物管理票交付等状況報告書の作成の際にマニフェストから1枚1枚集計する手間を省けます。

小樽エコファクトリー RPFプラント

RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)は紙や木、廃プラスチックから製造される発熱量が調整された固形化燃料です。塩素分は調整され、再生資源を熱としてリサイクル(サーマルリサイクル)するために製造されています。製造された固形燃料は、発電・乾溜ガス化燃焼・ボイラーなどの燃料として有効活用されています。
また RPFは、一定形状で密度の高い固形燃料のため、コークスと同様の利便性があり、取り扱い・運搬・貯蔵性に優れています。製造過程では紙類とプラスチック類の配合比率を変えることにより、RPFの燃焼設備(ボイラー等)の仕様に応じた発熱量に調整でき、発熱量は石炭(約6,000kcal/kg)及びコークス(約8,000kcal/kg)並みに高く、化石燃料の代替として利用されています。RPFのコストは、発熱量換算で石炭より約3分の1と安く、CO2を削減するなど、地球温暖化防止に寄与しています。
当社小樽エコファクトリーでは、最新鋭プラントで最適なRPFを製造することにより再生資源の有効利用を促進しています。

  • 固形燃料のRPF生産ライン
    固形燃料(RPF)生産ライン
  • 固形燃料RPF
    出来上がった固形燃料(RPF)

産業廃棄物フロー図

産業廃棄物フロー図