機密抹消処理 センター処理data erase & media recycle

センター(専用施設内破砕)処理

セキュリティ対策に徹底的にこだわった専用施設内で機密抹消、そしてリサイクル処理

2005年4月1日個人情報保護法が施行され、企業が保有する個人情報が記載されている文書の管理が一層重要になりました。当社は、廃棄文書に残存する機密情報の抹消と資源のリサイクルを両立しながら、大量の書類を、正確・スピーディに処理できる新システムを開発しました。

当社は、全国の古紙問屋で初めてISO/IEC27001の前身となるISMS ver2.0の認証を取得し、安心してご利用頂ける組織体制の維持に努めて参りました。多くの経験が培われた当社のノウハウと実績から生まれたサービスは、お客様の情報管理と業務効率の推進、環境保全の取り組みのお役にたてる事と思います。

5つの特徴

輸送リスクを徹底管理
輸送リスクを低減する為、運転者ごとにICカードを組み合わせたGPSを全車両に搭載し、位置情報はもちろん荷室の開閉状態や移動速度までセンターにおいてリアルタイムで管理しています。これらの監査証跡(ログ)は一定期間保存し、輸送におけるトレーサビリティを実現しています。
セキュリティセンター
センター内は、物理的なアクセス障壁を各所に配置し、監査証跡(ログ)の蓄積を行い、あらゆるリスクに対して対策を施しています。
※セキュリティ上、設置機器・設置場所・個数はホームページ非公開としております。
機密抹消処理
セキュリティセンターにおける紙媒体の処理は、最小5mm角の不定形破砕、1時間あたり3,000kgの処理が可能で、これにより、DIN規格※1(DIN66399-3)でセキュリティレベル4(S4)レベル相当の処理を実現しています。
※1 DIN規格:ドイツ規格協会(DIN Deutsches Institut fur Normung )
未開封処理
異物除去工程を介さず、未開封の箱ごと破砕することも可能です。なお、予めバインダー付き書類として処理をご依頼される場合は廃棄物処理法上、産業廃棄物中間処理に該当しますのでマニフェストの交付および法定の産業廃棄物処理委託契約書の締結が必要になります。
地球にやさしいリサイクル
破砕された機密文書は、製紙原料や古紙敷料などの新規用途製品にリサイクルされ、製紙原料は再生紙に、古紙敷料は敷料として利用後、さらに堆肥として大地に還元されます。

こんな時に

個人情報などたいせつな情報の抹消

お預かりした文書は、専用車両でセキュリティセンターに搬入後、部外者が立ち入り出来ない領域内で処理され、情報は安全に抹消されます。

スピーディな大量の文書の破砕処理

ビジネスで発生した大量の機密文書は、セキュリティセンターの完全自動化ラインで1時間に最大3トン処理されます。

※処理量は1日5トンを超えますので「一般廃棄物処理施設設置許可」を取得済みです。

業務の流れ

  1. 事前の現地調査後に、お客様との間での業務仕様の打ち合わせ後、機密抹消処理の契約を交わします。
  2. ご指定日時に当社処理専門チームがGPS搭載車輌でお伺い致します。
  3. 搬出積込作業の完了のご確認を頂き、処理センターへ搬入します。
  4. ご依頼の内容物に合わせた最適な機密抹消処理を行います。
  5. リサイクル製品として製紙メーカーでの製紙原料としての利用のほか、北海道認定リサイクル製品である「あんしん君」として酪農畜産農家にご利用頂きます。
  6. 製紙メーカーからは再生紙として、また酪農畜産農家からは堆肥として再利用されて育まれた農作物として市場に還ってきます。

認証取得

ISO27001を取得

2005年8月31日
当社はいち早く、機密抹消処理の受託業者として、ISMS認証の取得の必要性を感じ、古紙問屋では全国で初めて情報マネジメントシステム(ISMS Ver2.0)の認証を取得しました。
その後、規格のISO化に伴い、JIS Q 27001:2006(ISO/IEC27001:2005)に移行、2015年の更新時にJIS Q 27001:2014(ISO/IEC27001:2013)の規格改定に対応し、安全な処理システムとコンプライアンスの実現に取り組んでおり、一般財団法人~認定されています。